サザエさんの日記

日常生活のありふれたことをブログにしていきます。

葬式費用

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後見人にお任せしていたのに、最後のお別れの時ぐらいは!

私の叔父さんは一人暮らしで何回も結婚・離婚を繰り返し、兄弟姉妹とも仲が悪く、関係は疎遠になっていました。何年か前に体調を崩して入退院を繰り返して、病状が進んで認知症になってしまい、市役所から後見人をつけるという知らせがありました。後見人の方は熱心に仕事に励んでくれました。それが仕事と言ってしまえばそれで終わりですが、今までは

夜中に病院から電話があって叔父の手術があるから同意書にサインしてくれという話でした。それを母が対応し、実の弟の父は怒っているような状態でした。後見人が出来たら一切病院からそういう類の電話はピタッとなくなりました。(良い話ばかり書いていますが、悪い話も聞いた事があります。今回はたまたま真面目な人だったのでしょう)叔父さんは一時回復して施設に行き、借家に住んでいたのでそこは引き払いました。叔父さんは今度、手術する事になったらもう手術をしなくても良い。胃瘻とか管を通さずそのまましておいて欲しいと言われました。1週間程前にその連絡がありました。まだ生きているのに葬式はどうするか?です。叔父さんには内縁関係の妻のような女性(カラオケで親しくなった)がいて

その女性がいつも叔父さんの面倒をみていたのですが、母がその女性に葬式の相談をしたところ、一番安い費用の葬式は反対。○○葬儀社があるからそこでどうかと提案してきました。私がITで検索して調べてみたところ、病院から火葬場へ直行(火葬コース)→約15万

通夜を省略する一日葬コース→約30万 家族葬→約50万

さて、どうするか。もう一人、兄弟がいます。女性ですが、体調を崩して家の中で寝ています。葬式に出席出来るかどうかは疑問です。(後は全て亡くなっています)まだ存命中です。

私にも覚えがありますが、高度意識障害になり植物人間のような状態になった時でも記憶はあります。ただ反応ができないだけです。当時は結婚していない時で、母が手を握ったり、腕を触ったりしてくれたそうです。これは効果があると思います。これで目が覚めたのですから→愛情はいつも大切な事です!

話はややそれるかもしれませんが、民法改正により成年被後見人及び被保佐人に対して欠格事由が全て削除され、代表取締役や公務員、医師、士業などにも個別審査を受けて維持出来る(取消し不可)になりました。但し、個別審査を受けて行為能力の有無を判断する制度も有ります。

用語説明

  1. 成年被後見人とは→ほとんど判断できない人として家庭裁判が後見開始の審判を受けた者
  2. 被保佐人とは→簡単なことの判断は自分でできる人として家庭裁判が後見開始の審判を受けた者